皆様こんにちは。
久々にPOP-UP STOREの野本から旅のお便りです。
2月に開催しました、新潟催事の際に村上市まで塩引き鮭を味わいに行ってまいりました。

村上は鮭のまちと言われるほど古くから鮭を食べる文化が根付いており、平安時代には税として納めるほどの一大産地でした。
鮭と共に歩んできた村上の方たちは、鮭を粗末にしてはいけない、どこもかしこも美味しく食べなければ鮭に申し訳ないという考えのもと、様々な部位を、様々な調理法を駆使して調理するようになったそうです。百種類もの鮭料理が今も、村上では郷土料理としてたしなまれています。
そんな背景をしりつつ、なかなか新潟市内でも食べる事の出来ない、塩引鮭と鮭づくしの料理を食べるべく、『千年鮭きっかわ井筒屋』へ向かいました。
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こちらのきっかわさんでは実際に作っている過程も拝見できて、鮭がずらっと並んでいる姿は圧巻の光景でした。

さて、早速待ちに待った鮭尽くしのお料理を体験に向かいました!
IMG_7058.jpeg 3.62 MBまずは前菜に、鮭の酒びたし、鮭の手まり寿司、鮭の白子の寒風干しが登場です!
酒びたしは本当は日本酒に浸して食べるのですが、生憎、車で伺ったのでそのまま鮭のジャーキーのように旨味をかみしめておりました。白子の寒風干しもチーズのような風味で小さいながらも濃い味が染み渡ります。

さて!メインはこちら!

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『鮭の酒びたしの皮おどり焼き、鮭の焼漬、はらこの味噌漬、鮭のかぶと煮、鮭の塩引、鮭の生ハム、鮭の白子煮、鮭の昆布巻』
ご飯も村上で取れたお米で、相性バツグン!食べ過ぎないように気を付けないと大変な事になってしまいます。。。
どれも捨てがたいですが、、、。鮭の塩引きはまったく塩辛くなく、最高の塩梅の塩味でいわずもがな。あとはやはり焼漬が印象に残ったお料理でした。

今回いただいたコースは11品の鮭料理を堪能できましたが、本当に捨てるところがないようで、こんなリーフレットも付いていて、食べ方の多様さに驚きました。


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今回村上に行って、ここでしか味わえない一品をたくさんいただく事が出来て貴重な体験をすることができました。
新潟市からは少し足を延ばしますが、ぜひ皆様も新潟に行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。

【千年鮭きっかわ井筒屋】