ついにこの季節がやってきました。クリスマスソングを聴き、ツリーを飾りつけ、シュトーレンを少しずつ食べながらクリスマスの当日を待ちわびる。だれもがワクワクしてしまう幸せな季節です。
今月は、ホリデーの食卓におすすめのワインと気軽にお試しいただけるお料理のペアリングをご紹介いたします。
マリアージュ①
焼きチーズ×スパークリングワイン
ワイン | ラ・フェット/ クレマン・ド・リムー
(産地:フランス、ラングドック 品種:シャルドネ、シュナンブラン、モーザック)
「究極のカジュアルスパークリング」を目指して造られたクレマン。全て手摘みで収穫されたブドウを使用したカジュアルながらも本格的な味わいです。(ベンダーHP: https://college.wineplus.jp/collections/la-fete/products/weal0001 )泡立ちはやさしくリンゴやナシのみずみずしい香り、口の中に果実味が広がり酸味はおだやかです。芯はとらえつつも全体的に丸みがありどんなシーンにもなじむ、包容力のある一本です。
合わせるのは、北海道の造り手、広内エゾリスの谷チーズ社が手掛ける白カビチーズ「コバン」。口当たりはなめらかでミルキーな風味が特徴です。上の皮の部分を少し切り取りアルミホイルの上に置きオーブントースターで全体に焦げ目がついて中のチーズがぐつぐついうまで10分ほど焼いたら完成。取り出して最後にナッツはちみつをかけます。とろりと溶けた芳ばしいチーズとナッツの食感、はちみつの濃厚な甘味が、マイルドで果実味主体のスパークリングワインと最高にマッチ。ホリデーのごちそうの合間に食べたい一品です。
マリアージュ②
牛肉のタリアータ×ブルゴーニュ赤
ワイン | ユドロ・バイエ / オート・コート・ド・ニュイ ルージュ 2022
(産地:フランス、ブルゴーニュ 品種:ピノ・ノワール)
職人、と呼ぶにふさわしい造り手ドミニクが手掛けるワイン。(ベンダー HP:https://nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1000084 )
色合いは少し濃いめ、熟した赤系果実に黒系果実のニュアンスも混ざります。ほのかなスパイスの香り、時間が経つごとに開く花の香りが魅力的。繊細さの中に秘めた力強さを一口ごとに感じます。合わせるのは、牛肉のタリアータ。ひと手間かけて作ったタリアータに、バルサミコ酢とオリーブオイル、トリュフがたっぷり練りこまれたチーズをかけます。味わいの決め手となるチーズはイタリアのチーズ職人が北海道でチーズ造りを手掛ける「Fattoria Bio」から、この冬DEAN & DELUCAだけでしか出会えない「フォルマジオ・トリュフ」を贅沢に使います。ミルクの旨味がぎゅっと凝縮したセミハードタイプのチーズに芳醇なトリュフが練りこまれています。そのまま食べてももちろんおいしいですが、タリアータのアクセントにすると更においしさを引き立ててくれます。
メニュー| 牛肉のタリアータ
【材料】
牛モモ肉塊300gくらい、塩胡椒、にんにくひとかけ、バルサミコ酢、オリーブオイル、フォルマッジオトリュフ、あればルッコラなどの野菜
【つくり方】
1. 牛モモ肉の塊は冷蔵庫から出して20分程室温に戻す
2. 表面に塩胡椒、すりおろしたにんにくをしっかりとすり込む
3. フライパンを熱し、オリーブオイルを敷いて中火~強火で牛肉の表面、各面に焼き色を付ける。中まで火を通す必要はないので、各面1分ずつくらい。
4. アルミホイルで焼いた牛肉を丸ごと包む
5. 15~20分ほど落ち着かせる
6. 2~3mmくらいの厚さに切ってお皿に盛り付け、バルサミコ酢、オリーブオイルをさっとかけ、仕上げにフォルマジオトリュフを好きなだけ削ってかける
・Fattoria Bio/ フォルマジオ・トリュフ
手軽に本格的な味わいをたのしめるマリアージュ。今年のホリデーもDEAN & DELUCAだけでしか味わえないおいしいもの達をたくさん取り揃えております。ぜひ試してみてくださいね。