まだまだ寒い日が続いていますが、ふとした日差しのあたたかさに春の気配が漂うようになりました。お店にも春野菜がすこしずつ並び始めるので、食卓から季節を先取りしてみるのはいかがでしょう。
今回は一足お先に春をたのしむのにもってこいのアルザスワインをご紹介します。
アルザスはフランスの北東部に位置しドイツと国境を接する地域です。かつてドイツ領になった歴史もあり文化的にドイツの影響を色濃く受けている為、街はフランスの他の地域とは異なった独特の趣があるのだとか。ワインも例外ではなく二つの文化が融合したアルザスならではの個性があり、その魅力は尽きることがありません。
そんなアルザスワインをテーマに、定番のペアリングと、季節野菜をたのしむペアリングをご紹介します。
マリアージュ①
・柑橘系さわやかリースリング×キッシュロレーヌ
ワイン|ジュリアン・シャール/ リースリング・ソフィー・シャール
(産地:フランス 品種:リースリング)
DEAN & DEALUCAのデリコーナーより、定番のキッシュロレーヌで王道のペアリングを。アルザスの西に位置するロレーヌ地方を代表する郷土料理キッシュロレーヌ。毎日キッチンで一台ずつ丁寧に焼き上げるDEAN & DELUCAのキッシュロレーヌは、厚みもしっかりあって食べ応えがあり、年代問わず根強い人気を誇ります。お隣の地域のアルザスワインを合わせるのは現地でも定番。今回はオレンジやライムのような清々しい香りのさわやかなリースリングと合わせました。ジュリアン・シャールは夫婦二人三脚で醸造を手掛ける造り手。こちらのシリーズは妻のソフィーが中心となり仕上げたワインです。引き締まった酸とミネラルがほどよくあり均整のとれた味わいは、キッシュのチーズとベーコンのコクや旨味とも良く合います。(輸入元HP:
マリアージュ②
・キュートなペットナット×春野菜とスモークチキンのオープンサンド
ワイン|レ・ヴァン・ピルエット/ ペットナット・ド・ファブリス
(産地:フランス 品種:シルヴァネール、リースリング、ミュスカ)
アルザスの自然派ワインの巨匠、クリスチャン・ビネールが中心となって創設されたアルザス自然派ワイン集団「レ・ヴァン・ピルエット」。各々の造り手たちが、自分が属するドメーヌではできない挑戦的なワイン造りを自由に試しています。そのなかから今回はペットナットをピックアップ。
メニュー|春野菜のオープンサンド
1. 菜花2本、ニンジンを縦に1/4本、玉ねぎ1/4個用意。にんじんは縦に更に3等分、横にもカットする。玉ねぎは繊維に沿って4等分する。
2. オリーブオイルと塩を適宜振りかけてなじませ、フライパンでじっくり焼く。菜花は火が通りやすいので色が鮮やかになったら取り出す。
3. 火が入ったら、野菜をボウルに移しデュカを適量ふりかけて、混ぜてなじませる。
4. バルサミコソースをつくる。バルサミコ80ccとはちみつ35ccを鍋に入れ、極弱火で混ぜながら半分の量になるまで煮詰める。
5. スライスした雑穀パンにリコッタチーズをたっぷり塗り、スライスしたスモークチキンと野菜を彩りよく乗せる。最後にオリーブオイルと塩をさっと回しかけ、仕上げにバルサミコソースをかけて出来上がり(写真はバルサミコソースなし)
マスカットやお花、洋ナシの香り。白桃のような密度のある果実の甘さを感じつつもベースにしっかりと酸味があるのでスイスイと飲めます。さくらが咲いたら、お花見しながら外で飲みたいような心地よさのあるワインです。春野菜のほろ苦さや甘味がペットナットの旨味とマッチ。野菜に和えたデュカが持つスパイスの風味とナッツの食感も味わいに幅を与えてくれています。
圧倒的に白ワインの生産量が多いアルザスですが、その個性は千差万別。
名古屋店では3月にそんな魅力たっぷりのアルザスワインを特集します。
伝統と革新に満ちたアルザスワインの世界を覗きにきてくださいね。
・今回ご紹介した商品
・ホワイトスモーク/チキンブレスト ¥281/100g(税込)
・Fattoria Bio/ リコッタ・フレスカ ¥1,188/1個(税込)
・サワードゥ シード&グレイン ¥781/1個(税込)